qpstudy06に参加してきました
今回も運良く、インフラ初心者向けの(超人気)qpstudy勉強会に参加できました。
第6回 qpstudy06 - キユーピー3分インフラクッキング 公式Webサイト
今回はグループディスカッション形式ということで、
おそらくUstで見ていた人は大して面白くなかったんじゃないかなと思いました。
ただ、参加した側としては、本当に面白かった一日でした。
議論の内容は大きく2つ。
- 社内でのナレッジ共有はどうしているか。
- みんなはどうやってキャリア形成のための勉強をしているの?
以下に、私の班で議論した内容について記載していきたいと思います。
■1.社内でのナレッジ共有はどうしているか。 【班の結論】 「人同士のコミュニケーションをより密にする必要がある」 【結論までの議論】 テーマから少し脱線してしまい、各メンバから出したツールや制度が十分なのか否かという議論になってしまいました。しかし、「そもそも何を共有するのか。PJ特有のナレッジか?汎用的な技術に関するナレッジか?」というアドバイスを受け、議題を本題に戻し、「どんなナレッジでも一度はある特定の人物に蓄積される。それをツールなどで他の人に共有しても、後から見ることができなければ意味が無い。」そのため、結局は人同士のコミュニケーションをしっかり取ることが必要だと結論を導き出しました。 【反省点】 私の担当はリーダーでしたが、正直ほとんど議論を牽引できなかったので、ファシリテーションのやり方をもう少し勉強しようと思いました。具体的には、会議の序盤で議題に対する認識を各自合わせないと、ゴールが見えない議論の空中戦になってしまった感があります。普段ここまで共通意識のない人と議論をすることがなかったので、ここを学べたことが、実は大きな収穫かなと。 【他班の発表を聞いて】 「人をdisらない」「共有した人にインセンティブとなる制度を設ける」というのは、重要な手段だと感じました。特に、人を褒める文化がある会社は、こうしたナレッジ共有がうまくなされて、手戻りなども少なく、PJを運営できそうだと感じました。
■2.みんなはどうやってキャリア形成のための勉強をしているの?
【班の結論】
「知識と技能を使って技術を生み出し、その技術をまた新しい知識や技能に回していく」
【結論までの議論】
キャリアというのは各自異なるため、まずは中期(2,3年後)と長期(10年後)の将来像を発表し、その間を埋めることが、勉強であるという意識を共有した。その後、そうした将来像を実現するためには、INPUTとなる知識と技能が必要で、その両者を組み合わせることが技術だと導いた。そのように生み出された技術は、次の知識や技能となり、次の実現したいことへつながっていくため、このサイクルを回し続けることが必要だという結論に至った。
【反省点】
時間が短かったというのは言い訳になりますが、もう少し用語と図を整理することができたと思います。
【他班の発表を聞いて】
「モチベーションを維持するために、勉強会に参加する」というのが、ほぼ全ての班の共通見解で興味深かったです。今まで、勉強会に参加することは、技術面を磨く以外に、自分の危機感を煽るという認識でしたが、それも含めてモチベーションを維持するために、勉強会に参加しているというのがよくわかりました。
今回のqpstudyは技術面ではなく、メンタル面ですごくいい刺激になりました。
個人的な感想としては、やっぱりわくわくするような将来像を描くのは重要だなと思いました。うん。