「第5回 MongoDB 勉強会 in Tokyo」〜真夏の大Mongo祭り〜 に参加してきました。

「第5回 MongoDB 勉強会 in Tokyo」〜真夏の大Mongo祭り〜 に、スタッフとして参加してきました。
当日の勉強会内容と感じたことをメモしておきます。

  • 勉強会概要

 ATND :「第5回 MongoDB 勉強会 in Tokyo」〜真夏の大Mongo祭り〜 : ATND
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 Togetter:第5回 MongoDB.jp 勉強会 in Tokyo ( #mongotokyo ) 2011/07/30(Sat.) - Togetter

  • 発表者資料

 Mongo事例祭り
 @yuki24さん Play with Mongoid!
 @aoyagikouheiさん YiiフレームワークとMongoDBを使ったFacebookアプリ開発
 @nsega さん ココロもつながるオンラインゲーム – アットゲームズ – のMongoDB導入事例
 MongoとSQL
 @choplinさん Not Only NoSQL! RDBの逆襲 – PostgreSQL編
 @bibrostさん ビジネス視点のMongoDB vs RDB 〜MongoDBの導入戦略〜 → 当日資料のみ
 @camelmasaさん → 当日資料のみ

  • 勉強会個人メモ

 当日の発表を聞いていて、@nsegaさんと@bibrostさんの内容で思うことがあったので、メモしておきます。
1.最新技術を利用した際は、適用事例を共有すべき

@nsegaさんの資料で、アットゲームズのMongoDBの適用構成が共有されました。ReplicaSetを構成するサーバが3台構成では、primaryが死んだ時に残ったサーバで過半数投票が行えないので、注意しないと駄目という事例でした。最新技術を利用する際、文献や運用事例が少ないため、こうした失敗例をあらかじめ共有していくことで、次に続く人たちの利用促進につながるので、こうしたチャレンジ精神は見習いたいと思いました。また、発表する側としても、有識者の意見を得られるので、発表者と聴講者の双方に大きな利益があると感じました。

2.最新技術の普及には、エヴァンジェリストが必要

 勉強会を通して、主催の@doryokujinさんがMongoDBの設計思想や提供ツールなどについて、適宜補足をされていました。「こうした運用事例があるのか」「他のRDBやKVSとここが違うのか」ということだけを共有するだけでなく、こういった課題解決のためにMongoDBを使用すべきということも出席者に伝えられていたので、エンジニアの「MongoDBを使ってみよう」という意識を高めているのだと感じました。

3.最新技術の採用は、課題を明確にして適用する

@bibrostさんの発表は、MongoDBの技術的な内容というよりは、最新技術を適用する際の汎用的な考え方だと感じました。物事をプラス要素とマイナス要素を課題ごとに整理し、プラス要素が上回ればお客さんも納得するというのは、単純でありながらすごく納得する考え方でした。また、中長期的な視点でRDBとMongoDBの向かっていく方向性を意識して、導入を検討するというのも、MongoDBという枠以外でも意識しないといけない視点であると思います。
  • 他の方のまとめ

他の方もブログなどでまとめられているので、私以外の視点も見ていただければと思います。
第5回 MongoDB 勉強会 in Tokyo 〜真夏の大Mongo祭り〜 に行ってきた - WebService::Blog->new( user => ’hide_o_55’ )
第5回 MongoDB 勉強会 in Tokyo 〜真夏の大Mongo祭り〜 - revamping
http://michitosuzuki.com/blog/?p=154